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本学の理学療法学科に所属されている、宇於崎孝先生が公益財団法人滋賀県健康づくり財団理事長表彰を受賞されました。

宇於崎先生にコメントを頂戴しました。

この度、公益財団法人滋賀県健康づくり財団理事長表彰受賞を受賞させていただきました。多くの皆様に支えていただき、このような賞を受賞できたこと、まずは御礼申し上げます。
私は、理学療法士として学生教育を主としており、平成13年から滋賀医療技術専門学校、そして令和2年よりはびわこリハビリテーション専門職大学にて勤務しています。したがって、このような賞には不釣り合いではないかと思いましたが、これまで臨床での理学療法実践、高校生へのスポーツ障害予防に関する活動、側弯症患者のための新しい運動療法の本邦導入とその啓発活動などについて認めていただきました。また、学術的には、運動器疾患、スポーツ障害領域や理学療法士の需給調査に関連する内容、そして滋賀県理学療法士会の活動として平成１６年に研修部長就任以来、平成１８年理事、平成２２年より副会長として主に学術局を担当してきたことでこのような賞を受賞させていただきました。
全国の理学療法士数は20万人を超え、これからも年間1万人以上が理学療法士として社会に出ます。理学療法士の増加に伴い2040年の供給数は需要数の1.5倍になることも予想されていますが、従来の医療や介護、健康増進、スポーツ、行政、教育などといった分野だけでなく、高齢化が急速に進む日本人の健康を支える理学療法士として、固定概念にとらわれずさらに活躍の場を広げることが重要だと考えています。今後は、様々な分野の方と交流をもち、さらに社会に貢献できる理学療法士として努力していきますので、これらもご指導の程どうぞよろしくお願いします。