3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(卒業の認定、学位授与に関する方針)

理学療法学科

理学療法学科では、学則に基づき134単位を取得し、以下の能力・資質を備えた人物に理学療法学士(専門職)の学位を授与する。

  • 人を尊び幅広い教養を有し、高い倫理観のもと、理学療法士としての自覚と責任を持ち、生涯にわたり自己研鑽することができる。
  • 理学療法学の専門的知識及び技術を修得し、論理的思考に基づいた最適な理学療法を実践することができる。
  • 多職種と連携でき、対象者と円滑なコミュニケーションをもって、医療・保健・福祉・スポーツなどそれぞれの分野の理学療法を実践することができる。
  • 理学療法に関連する他分野の専門的知識を修得し、地域が抱える身体活動に関する課題を発見し、解決方法を考えることができる。
作業療法学科

作業療法学科では、学則に基づき134単位を取得し、以下の能力・資質を備えた人物に作業療法学士(専門職)の学位を授与する。

  • 人を尊び、豊かな人間性と高い倫理観、幅広い教養を有し、自覚と責任をもって行動し、生涯学び続けることができる。
  • 作業療法学の専門的知識と技術を修得し、論理的思考に基づいた最適な作業療法を検討し、実践することができる。
  • 多職種や対象者と円滑なコミュニケーションを通じて協働し、医療・保健・福祉・教育・就労などの場において作業療法を実践することができる。
  • 地域社会における多様な生活課題を発見し、作業療法士の専門性を活かした解決方法を考え、提案することができる。
言語聴覚療法学科

言語聴覚療法学科では、学則に基づき132単位の単位取得及び下記の能力・資質を備えた人物に言語聴覚療法学士(専門職)を授与する。

  • 生命の尊厳と人権の重要性を理解し、高い倫理観に根差し、さまざまな立場の人々と円滑にコミュニケーションを取ることができる。
  • 医療・福祉をはじめとする多職種と協働し、質の高いチーム医療を実践することができる。
  • 言語聴覚士として必要な専門知識と臨床技術を有し、生涯にわたり自己研鑽する必要性を認識している。
  • 地域社会における課題やニーズを発見し、言語聴覚士として主体的にそれらにかかわり、解決していこうと努めることができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施の方針)

理学療法学科

理学療法学科の教育課程は、専門職大学設置基準及び理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則及びディプロマ・ポリシーに基づき、以下の5つの方針で編成・実施する。

  • 基礎科目では、初年次教育科目、人間と社会系科目、自然科学系科目、語学教育科目で編成し、医療職になるために必要な教養や倫理観、社会性を身に付ける教育を実施する。
  • 理学療法理論科目群では、基礎医学、臨床医学、公衆衛生学、運動学など理学療法学の基盤となる科目を配置し、理論に裏付けられた実践ができる教育を実施する。
  • 職業実践科目群では、理学療法に必要な知識、技能、倫理観を学ぶ科目を配し、演習と実習を通して臨床的思考能力を高めるとともに他職種と連携できる実践力を養う教育を実施する。
  • 展開科目では、理学療法活動に隣接する分野の科目を配し、地域社会の中で理学療法の新たな価値を創造する教育を実施する。
  • 総合科目では、すでに修得した知識および臨床実習を統合するとともに、発表やディスカッションを通し、課題発見・解決力を養う教育を実施する。
作業療法学科

総合科目では、すでに修得した知識および臨床実習を統合するとともに、発表やディスカッションを通し、課題発見・解決力を養う教育を実施する。

  • 基礎科目では、初年次教育科目、人間と社会系科目、自然科学系科目、語学教育科目を配置し、作業療法士になるために必要な教養や倫理観、社会性を身に付ける教育を実施する。
  • 作業療法理論科目群では、基礎医学、臨床医学、公衆衛生学、運動学など作業療法学の基盤となる科目を配置し、理論に裏付けられた実践ができる教育を実施する。
  • 職業実践科目群では、実習を通じて作業療法に必要な知識、技術、倫理観などを学ぶ科目を配置し、作業療法過程を学ぶなかで臨床的思考能力を高めるとともに多職種の役割を理解する能力を養う教育を実施する。
  • 展開科目では、作業療法に隣接する分野の科目を配置し、地域社会の中で主体的に活動し作業療法の新たな価値を創造する教育を実施する。
  • 総合科目では、すでに修得した知識および技術を発表やディスカッションを通じて統合し、生活課題の解決に向けて、多職種と協働できる教育を実施する。
言語聴覚療法学科

言語聴覚療法学科の教育課程は、専門職大学設置基準及び言語聴覚士学校養成所指定規則並びにディプロマ・ポリシーに基づき、以下の方針で編成・実施する。

  • 基礎科目では、生命の尊厳や人権の理解を深める教養科目を配置するとともに、医療職に就くための基盤となる情報系科目、自然科学系科目および語学科目を配置する。
  • 多職種と協調・連携するだけでなく、地域住民との関係を円滑に構築できるコミュニケーション能力を形成する科目(協働連携論総合実習、ボランティア論、家族支援論等)を配置する。
  • 職業専門科目では、言語聴覚士として必要な専門知識と技術を身に付けるとともに、知識と技術を統合・定着させ、臨床実践能力を育成する演習・実習科目を2年次から4年次まで段階的に配置する。(言語聴覚臨床実習Ⅰ~Ⅲ、言語聴覚学総合実習Ⅰ、Ⅱ)
  • 展開科目では、地域社会における課題を見出し、解決していける能力を育む科目を配置し、マネジメント力を養う教育を行う。(地域言語聴覚療法学、地域共生論等)
  • 基礎科目、職業専門科目、展開科目とそれぞれの科目群で適切な学修成果の評価を行い、言語聴覚士としての態度や志向性を育むラーニングを実施する。

入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

理学療法学科の
アドミッション・ポリシー

理学療法学科の教育目的に定める専門職医療人を育成するために、以下のような人を求めます。

知識・技能について
人々の健康、医療、福祉に関心を持ち、高等学校卒業までに学ぶべき基礎知識を習得している人。具体的には、日本語による表現力を備えており、数学(I/II/A)・物理・化学・生物(それぞれ基礎以上)を履修していることが望ましい。
思考力・判断力・表現力について
論理的な思考力や柔軟な発想力を持ち、相手の立場に立って物事を考え、適切なコミュニケーション能力がある人。
主体性・多様性・協調性について
人を尊重し、他者と良好な関係を築くことのできる協調性を持ち、他者の意見に惑わされず、様々な観点から物事を考えることのできる人。
理学療法士に関心があり、将来理学療法士になる強い意志を持ち、その目標達成に向かって最大限の努力を続けることができる人。
作業療法学科の
アドミッション・ポリシー

作業療法学科の教育目的に定める専門職医療人を育成するために、以下のような人を求めます。

知識・技能について
高等学校卒業までに学ぶべき基礎知識を習得している人。具体的には、日本語による表現力を備えており、数学(I/II/A)・物理・化学・生物(それぞれ基礎以上)を履修していることが望ましい。
思考力・判断力、表現力について
社会の様々な出来事に関心を持ち、客観的に状況を把握でき、自分の考えを文章や言葉で表現できる人。
主体性・多様性・協調性について
他者との交流を通じて、他者の考えや自分の役割を理解し、協力し合える関係性作りができる人。
リハビリテーションについての関心を持ち、作業療法士を目指して、惜しみなく努力できる人。
言語聴覚療法学科の
アドミッション・ポリシー

言語聴覚療法学科では、「①言語聴覚士として必要な知識と臨床技術を有するだけでなく、豊かな感性と高い倫理観、並びに秀でたコミュニケーション能力を備えた人材を育成する。②保健・医療・福祉分野における多職種連携の必要性を理解し、医療現場のみならず地域共生社会の実現へ向けて主体的に活動・実践できる言語聴覚士を育成する。」ことを養成する人材像として掲げている。
そのために、以下のような資質を有する入学者を求めている。

知識・技能
高等学校までに学ぶべき基礎的な知識を有する人。
主体性・多様性・協調性
他者を尊重し、健康や福祉に関心を持ち、言語聴覚士として社会に貢献することに意欲を持つ人。
協調性を持ち他者と良好な関係を築き、協働して自己の役割を果たそうと心がけている人。
思考力・判断力・表現力
探求心があり、生涯にわたって学習を継続しようとする意欲を持つ人。