大学概要

アスリートをサポートするスポーツリハビリトレーナーや
アントレプレナー(起業家)等の養成機関
世界の広がりと無限の可能性を創造する 四年制大学へ

 すでに「超高齢社会」に突入している日本。
医療や介護の需要がさらに増大することが見込まれます。医療現場では、在院日数短縮の促進、高齢者・障がい者の施設生活から在宅生活への移行の流れがあります。すなわち、医療の「病院完結型」から「地域完結型」へと医療現場も時代とともに移り変わっています。
しかし、地域住民の支援策の整備は充実したものとは言えず、この地域支援に携わる質の高いリハビリテーション専門職が求められています。
 高度な知識と医療技術を有する理学療法士、作業療法士の育成は、これまでの3年制の教育では限界があり、学校法人藍野大学は、2020年4月、滋賀県下唯一の理学療法士・作業療法士の養成施設である3年制の滋賀医療技術専門学校を、4年制の「びわこリハビリテーション専門職大学」に改組しました。
 本学は、これまで20有余年専門学校で培ってきた高度な実践力を強みとした教育に加え、同一法人内の藍野大学が開学以来16年間取り組んできた教養教育や、学術研究の成果に基づく知識・理論とその応用の教育経験を基に、専門職大学の目的を踏まえた「地域共生社会の実現に向けたリハビリテーション専門家の養成」という社会の要請等に応えることを人材養成の主眼に置き、そのために必要となる能力・資質を備えた人材を養成することを目指します。
 さらに、医療・介護分野で働き続けるだけではなく、将来的には自らが主体となって、保健・福祉・スポーツ・就労等の分野において、地域住民の健康寿命の延伸、QOLの維持・向上に貢献できるようになるために、地域社会の現状をリサーチする能力や「Entre(起業)」し運営する能力、アスリートをサポートする能力などを育みます。