「履修及び試験に関する規程」において、試験の受験資格として「出席時間数が授業時間数の2/3以上であること」を必須としています。その上で、各科目がシラバスにおいて定めている評価方法(試験、レポート等)・割合に則り評価を行います。
本学は公欠制度を設けず、「履修及び試験に関する規程」に定める事由(病気・けが、忌引、災害・事故、交通機関の遅延等)に該当する場合は、当該事由がわかる書類を提出することにより、授業補填措置の対象としています。
各科目担当教員の裁量により、欠席回の授業資料の提供、補講等を実施し、やむを得ない欠席に対する配慮するようにしています。
下記の各表に「GP」と表記されているのは「Grade Point」の略で、成績評価の段階を数値化したものです。
GPの数値と各科目の単位数を掛け合わせ、履修登録された単位数で除した数値をGPA(Grade Point Average)と呼びます。したがってGPAが高いほど、良好な成績を修めているといえます。
GPAには当該学期の履修科目のみを対象とした「学期GPA」と、1年次から履修した科目のすべてを対象とした「累積GPA」の2種類があります。
再履修した科目については、不合格となった成績はGPAの算出に含めず、新たに履修した際の成績によって算出します。
(Aの単位数× 3 + Bの単位数× 2 +Cの単位数× 1 +D・未資格の単位数× 0 )÷ 履修登録された単位数の合計
(例)
A の成績を得た科目の単位数……… 18 単位×3 ポイント=54
B の成績を得た科目の単位数……… 16 単位×2 ポイント=32
C の成績を得た科目の単位数……… 15 単位×1 ポイント=15
D・未受験の科目の単位数………… 1 単位× 0 ポイント= 0
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計 50 単位 GPの合計 101
GPA = 100ポイント ÷ 50単位 = 2.02(小数点第3位を四捨五入して表示)
成績評価Sの科目をGP=4 に換算します。これ以外は、2020年度入学生と同様の計算方法です。
本学では、GPAを以下のような場合に活用されます。
・募集枠や成績要件が設けられた奨学金申請の選考基準
・成績不振者の学修指導
近年では、就職採用のエントリー時に応募先から累積GPAの記載された証明書を求められる場合もあります。本学では、原則として累積GPAが記載された成績証明書を発行します。
成績評価 | 評点 | GP | 判定 |
---|---|---|---|
A | 80点以上 | 3 | 合格(単位認定) |
B | 70~79点 | 2 | |
C | 60~69点 | 1 | |
D | 0~59点 | 0 | 不合格(単位不認定) |
未資格 | - | 0 |
成績評価 | 評点 | GP | 判定 |
---|---|---|---|
S | 90~100点 | 4 | 合格(単位認定) |
A | 80~89点 | 3 | |
B | 70~79点 | 2 | |
C | 60~69点 | 1 | |
D | 0~59点 | 0 | 不合格(単位不認定) |
未資格 | - | 0 |