建学の精神、教育理念、
ミッション・ステートメント、
シン・メディカルの理念
学校法人藍野大学は 1968(昭和43) 年の創基以来、大阪府茨木市を拠点に、藍野大学(医療保健学部:看護学科・理学療法学科・作業療法学科・臨床工学科)同大学院(看護学研究科・健康科学研究科)、びわこリハビリテーション専門職大学(リハビリテーション学部:理学療法学科・作業療法学科・言語聴覚療法学科)、藍野大学短期大学部(第一看護学科[2年制]・第二看護学科[3 年制]・専攻科[地域看護学専攻])、明浄学院高等学校(普通科・衛生看護科)を擁し、高度な専門的技量の獲得と実践的かつ応用的な能力を展開させるために、「藍野グループの協創(学校法人藍野大学・医療法人恒昭会・社会福祉法人藍野福祉会)」による教育機関と医療機関及び社会福祉機関がともに個々のガバナンスを確立した中で、臨床教育・研究開発等におけるアライアンスを形成し、理論と実践を架橋させる医療福祉のスペシャリストの育成や、現代医療の発展に寄与する人材の育成に努め、地域社会の中で大きな役割を果たしております。これからも時代のニーズに応じた高度な教育・研究の機能と責務を遂行することにより魅力ある教育研究活動の推進に努めて参ります。
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学校法人藍野大学
建学の精神と教育理念の継承学校法人藍野大学の建学の精神「愛智精神〔Philo-sophia〕に
もとづく人間教育」この建学の精神にもとづき、人間愛と智性と情操を高め、継続的な自己研鑽を基礎に深い探究心をもった医療従事者の養成に努めています。
学校法人藍野大学の教育理念創設者小山昭夫の著書『人間と病気 - 医学と医療について - 』(1983年6月25日発刊)には『医療とは、医学の基礎の上に立つ医学の応用であると同時に、人間の苦に対して、人間としてどう対処するのか、病者にとって最善とは何か、を常日頃から問い続けなければならない。こういう意味で我々は次の言葉をmottoとしているのである。』
“Saluti et solatio aegrorum”(邦訳:病める人々を医やすばかりでなく慰めるために)
この言葉が、学校法人藍野大学の教育理念として創基から50有余年継承されています。
Philo-sophiaとはギリシャ語の「φιλοσοφία」(philosophia、ピロソピアー、フィロソフィア)は、「愛智」という意味である。哲学の語源であり日本語表記は「愛智」とする文献解釈が多い。また、「φιλοσοφία」とは、「φίλος」(愛しい) の派生語「φιλεῖν」(愛する)と「σοφία」(知恵、知、智) が結び合わさったものであり、元来「philosophia」は「知を愛する」「智を愛する」という意味が込められている。20世紀の神学者ジャン・ルクレールによれば、古代ギリシアにおいてPhilosophiaとは認識のための理論や方法ではなくむしろ知恵・理性に従う生き方を指して使われ、中世の修道院でもこの用法が存続したとされる。
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ミッションステートメント
急激な社会構造の変化の中、日本の社会は、最新の知見に根ざした医療サービスとともに、地域に密着し、心の通った安心できる医療の提供を求めています。学校法人藍野大学は、そうした社会の要請に応え、日本の地域医療の質の向上に貢献します。そのために、人間に対する深い愛を持ち、生涯にわたり医療職としての誇りを持ち続け、研鑽を怠らない医療人の育成に努めます。
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シン・メディカルの理念Sym-medical
~医師中心の医療から患者さん中心のチーム医療~面前で苦しむ患者さんへの対応は医師のみでは不可能です。医師以外のスタッフも対等の立場で、より高度な医療に従事することが大切です。現代社会では共に医療に携わるという意味で医療従事者をCo‐medical(コ・メディカル)と呼んで協力体制を築きつつあります。
このような状況を踏まえ、創設者は看護、理学療法、作業療法を含む医療、福祉、保健の専門家が一緒になり(Sym)、シンフォニーを奏でるように協力して患者さん中心の医療(Medical)を行うことが重要であると考え、Sym‐medical(シン・メディカル)という理念を提唱し、その考えは学校法人藍野大学の教育にも活用されております。